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モニターアームって実際どうなの?|メリットを徹底解説|おすすめのモニターアームも

モニターを見て何か悩んでいる男性

テレワークや在宅ワークの普及により、パソコン作業の時間が長くなった方も多いのではないでしょうか。
そんな中、「モニターアームを使うと良いって聞くけど、実際に必要なの?」と疑問を持つ人は少なくありません。

実はモニターアームには作業効率や健康面、デスクの見た目まで多くのメリットがあります。
本記事では、初心者にもわかりやすく「モニターアームのメリット」を詳しく解説します。


モニターアームのメリットとは?

まずは、そもそも「モニターアーム」とは何かを簡単に説明します。
モニターアームとは、パソコンモニターを支えるための可動式のアーム(支柱)のことで、机の天板にクランプなどで固定し、画面の高さ・角度・位置を自由に調整できる道具です。

通常のモニタースタンドとは異なり、上下左右・前後にスムーズに動かせることが最大の特徴です。
これにより、作業環境を自分好みにカスタマイズできるようになります。


デスクのスペースを広く使える

モニターアームの代表的なメリットは、デスク上のスペースが広くなることです。

通常のスタンド付きモニターは、土台が大きくて机を圧迫しがちです。特にノートパソコンやキーボード、資料などを同時に使う人にとっては、作業スペースが狭くなり邪魔に感じてしまいます。

モニターアームを使えば、

  • モニターの土台部分が不要になる
  • ディスプレイを宙に浮かせるように設置できる
  • キーボードや資料を広々と置ける

といったメリットが得られます。

たとえば、幅100cm程度のコンパクトなデスクでも、モニターアームを導入することで実際の使用可能スペースが一気に広がるケースも少なくありません。
限られたスペースを有効活用したい方には特におすすめです。


姿勢が改善し、肩こりや腰痛の予防になる

長時間のパソコン作業で、首や肩がこる、腰が痛くなる……そんな悩みはありませんか?
実は、モニターの高さと角度が体への負担に大きく影響しています。

モニターアームを使えば、

  • 目線と画面を自然な高さに合わせる
  • 画面を少し後ろに倒して正しい姿勢をキープ
  • デュアルモニターの場合も左右の高さをきちんと揃える

といった調整が可能になります。

特に、モニターが低い位置にあると、無意識に前のめりになり、首や背中への負担が大きくなります。アームを使って画面を目線の高さに設定するだけで、姿勢が自然と整い、肩こり・腰痛の予防につながるんです。


作業効率が大幅にアップする

モニターアームのメリットは、健康面だけではありません。
作業の効率を大きく高めることができるのも重要なポイントです。

具体的には以下のようなシーンで力を発揮します

  • 複数の画面を並べて表示し、マルチタスクがしやすくなる
  • 画面の位置を細かく調整できるので、目線の移動がスムーズ
  • 使わないときはモニターを後ろに引いてスペースを確保

例えば、資料を見ながらWordで文章を作成したり、動画編集ソフトとプレビュー画面を並べたりする際、アームがあると目線移動やマウス操作の負担が軽減され、集中力も続きやすくなります。


デュアルモニター環境との相性が抜群

最近では、仕事効率化のためにデュアルモニター(2画面)環境を導入する人が増えています。
このとき、モニターアームがあると設置や位置調整が非常にスムーズになります。

  • 2枚のモニターをピッタリ水平に揃えられる
  • 左右の角度を微調整して自然な視線移動が可能
  • 縦置き・横置きなど自由なレイアウトに対応

デスクに直接スタンドを置く場合、左右の高さや角度が微妙にズレてしまうことがあります。
しかし、アームを使えば視線の移動距離が短くなり、首の負担も軽減されるため、長時間の作業でも快適さが保てます。


配線をスッキリ整理できる

見落としがちですが、モニターアームにはケーブルをまとめる機能が付いている製品が多くあります。
アームの内部や裏側にケーブルを通す構造になっているため、

  • 電源コードやHDMIケーブルをきれいに隠せる
  • デスクの裏側がゴチャゴチャしにくい
  • 掃除や模様替えがスムーズになる

といったメリットがあります。

特に在宅ワークで背景が映るWeb会議などでは、配線が乱れていると生活感が出てしまいがちです。モニターアームを使えば、見た目もスッキリ整い、プロっぽい作業環境を演出できます。


使わないときは邪魔にならない

通常のモニターは机の上にドンと置いてあるため、使わないときもスペースを取ります。
一方、モニターアームを使えば、

  • アームを後ろにたたむ
  • 画面を横に寄せる
  • 必要なときだけ手前に引き出す

といった柔軟な使い方ができます。
作業後に机を片付けたいときや、書き物や手作業のスペースを確保したいときにも便利です。


モニターアームのデメリットと注意点も知っておこう

メリットばかりを紹介してきましたが、導入前に注意すべき点もあります。

  • 取り付け可能な机か確認が必要(厚みや素材によってはクランプが使えない場合あり)
  • モニターの重量とアームの耐荷重の確認が必要(取り付けることで机が傾いてしまうケースも)
  • 安価な製品だと動きが固い・ぐらつくことがある

これらをあらかじめチェックしておくことで、購入後のトラブルを防げます。
特に「耐荷重オーバー」はモニターが落下する危険があるため、必ず仕様を確認しましょう。


モニターアームの選び方のポイント

モニターを指さしている男性

これから購入を検討する方に向けて、失敗しない選び方を簡単に紹介します。

  • モニターのサイズと重量に合っているか
  • クランプ式・グロメット式など設置方法が机に合うか
  • 角度・高さ調整がどこまでできるか
  • ケーブル収納機能があるか
  • 評判・口コミをチェックする

特に、長期間使うことを考えると、安すぎる製品より信頼できるメーカー製を選ぶのが安心です。

おすすめのモニターアーム3選

では実際に筆者がおすすめするモニターアームを3つご紹介します。

グリーンハウス クランプ式モニターアーム

軽い力で画面を自在に動かせるガススプリング式アーム

ケーブルをスッキリまとめられる、ケーブルガイド付きで、C型クランプでしっかり固定するから転倒に強いです。また、

  • 3年保証
  • 17~27インチまで対応
  • 耐荷重6.5kg

コスパが非常にいいので、迷ったらとりあえずこれにするのがおすすめです。

サンワダイレクト限定品 設置方法選べるモニターアーム

金具で天板を固定するクランプ式と、机に穴をあけるか、配線孔を使って取り付けられるグロメット式を選べます。

  • 1年保証
  • 13~32インチまで対応
  • 耐荷重12kg

32インチ、12kgまで対応してるので大きめのモニターを持っている方におすすめです。

SHOPPINGALL  デュアルモニターアーム

大企業から評価されたコスパ。性能は一流メーカー並みなのに価格は安い。デュアルモニターといえばこれ。

  • 製品寿命10年・30000回の耐震テストクリア
  • 1年保証・30日間返品可能
  • 15~32インチまで対応・耐荷重8kg(モニター一台当たり)

モニターが2つ以上あり、高性能のデュアルモニターアームをお探しならこれがおすすめ。


まとめ:モニターアームのメリットで作業環境を一段アップ

ここまで、「モニターアームのメリット」を幅広く解説しました。
もう一度、主なメリットを整理しましょう。

  • デスクのスペースを広く使える
  • 姿勢が改善し、肩こり・腰痛の予防になる
  • 作業効率が大幅にアップ
  • デュアルモニター環境と相性が良い
  • 配線をスッキリ整理できる
  • 使わないときは邪魔にならない

少しの工夫で、日々の作業が格段に快適になります。
テレワークや在宅勤務の時間が長い人こそ、モニターアームの導入を検討する価値は十分です。


参考文献・引用元

参考文献・引用元

  • エルゴトロン公式サイト:https://www.ergotron.com/
  • Dell サポート「快適な作業環境のためのモニター設置ガイド」
  • 厚生労働省「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」
  • この記事を書いた人

SAW

デスクワークをより快適にできないか模索中です。 マイペースに更新していきます。

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